楽しくひとり暮らしをしている、カラスのカーたろうがある日出会ったのは、なんともかわいい、こけしの「こけしっぺ」。それから楽しいふたり暮らしが始まりました。……と思ったら、もっとにぎやかな暮らしが待っていました。
こけしっぺとの、ときどき疲れはて、だいたいは嬉しい新生活。カーたろうは子育て(特にワンオペ)中の大人と重なります。そこには著者の「こどもは、どのようでもそのまま受け入れられるべき」という哲学が流れています。カラス仲間の朗らかな参加は社会の救いの道のヒントであるようにも。入り口と出口以外は絵のみで進んでいく本作は、絵をよむのが上手な幼い子といっしょに、どこまでもふくよかで自由な楽しみ方が味わえます。
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※こちらの本は新本です